2013年4月20日土曜日

奈良まほろばサイク∞リング 信貴山ルート(平群→三郷)

奈良まほろばサイク∞リング 信貴山ルート(平群→三郷)を歩いた。竜田川ルート(生駒→三郷)の後半部を西側の信貴フラワーロードがメインルートだ。アップダウンの続く厳しい山道がずっと続き退屈するかと思っていた危惧は新緑に包まれた生駒山地へ雲散霧消した。広域農道として整備された信貴フラワーロードは眺望が素晴らしい橋で八つの谷をつないでいる。所々に自生の山桜が咲いてはいるがフラワーロードというのはおこがましい気もするが、車なら一瞬で通過する橋を谷底を覗きながら歩くとどきどきわくわく感は、花に期待していた失望感を凌駕させてくれる。北風の冷たい季節はさすがにつらいだろうが、新緑から紅葉の季節まで十二分に楽しめるだろう。

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コースのスタートは近鉄生駒駅には真新しい平群ハイキングマップがあった。なかなか力が入っている。奈良まほろばサイク∞リング 竜田川ルート(東生駒→竜田川)では平地を南下したが、本コースは西に進路をとり新興住宅地に広がる両サイトに歩道を持つバス道を延々と登る。北部コース「千光寺・役行者と修験の道」道標を千光寺へ道をとると、交通量が多いととても歩きにくい片側車線の道を抜けて片側に歩道がある両側車線のある道になるとすぐ信貴フラワーロード交通標識となる。

最初の鳴川大橋からの眺めが圧巻だった。コースのほとんどは山と森で覆われて視界が悪いが、谷に架かる橋からは遮る物がなく絶好の眺望ポイントになる。次は唯一の櫟原トンネルだ。共鳴するのか車や単車のエンジン音が爆音になりサーキットを思い浮かばせるが、短いがカーブしているので爆音がすれとも姿が見えず結構怖い。櫟原大橋から福貴畑大橋を渡ると、久安寺大橋まで夏秋期日本一平群の小菊畑が広がり、途中中部コース「十三街道と業平ロマンの道」道標花里橋がある。一番立派なアーチ橋なのに大がつかずただの橋なのが面白い。

信貴畑大橋からうぐいす橋を渡ると、勢野大橋が最後の登り坂でフラワーロードは終わり、信貴山本堂落慶記念道の急坂を駆け降りると、奈良まほろばサイク∞リング 竜田川ルート(竜田川→三郷)で通過したようこそ信貴山へ三郷町が見えてくる。ゴールにイーストヒルズ勢野西バス停があるが、バスは1時間に1本程度しかないので約1km下の近鉄信貴山下駅まで下ることになる。