2010年5月8日土曜日

奈良を歩く ゆきめぐり「西ノ京の世界遺産を訪ねて」

奈良を歩く ゆきめぐり西ノ京の世界遺産を訪ねて」を歩いた。歩く・なら「佐紀路・西ノ京 佐紀盾列古墳群と西ノ京の国宝探訪」(西ノ京コース)では薬師寺東塔が解体修理前の事前調査のために覆いがあったので雄姿を撮ることができなかった。本年11月からは本格的に解体修理に入る予定なのでこの機を逃すと当分拝むことができなくなるため天気のよい日を選んで出かけたのだが、結果は半分だけの満足に終わってしまった。何故大講堂の前に無粋な雨よけがあるのだろう。大講堂内から金堂の両隣に並んだ三重塔を撮るのが薬師寺境内の絶景ポイントなのに、無粋な雨よけが邪魔なのでそれをよけて大講堂の前から撮ると三重塔が金堂の陰に入ってしまう。無粋な雨よけは前回はなかったのでとても残念だ。


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コースのスタートとゴールは近鉄西ノ京駅でコースのタイトル通りに西ノ京の二つの世界遺産を巡るコースである。歩く・なら「佐紀路・西ノ京 佐紀盾列古墳群と西ノ京の国宝探訪」(西ノ京コース)で、奈良ウォーキングマップ⑦あおによしコースを参考に薬師寺を正規の表玄関である南門から参拝して欲しいと書いた通りのコース設定になっているのには驚いた。

本コースでは寄り道としてがんこ一徹長屋が紹介されており、がんこ一徹長屋の出口のすぐ北に養天満神社があった。この後最初の目的地である大池(勝間田池)を半周する。途中前回は台無しであった薬師寺三重塔の絶景ポイントを収めることができて大満足である。大池(勝間田池)は雄大で本コースのハイライトだ。この後寄り道として紹介されている三松寺と訪れた。なかなか施設の整った立派なお寺であった。

この後天満神社から北上し、薬師寺八幡宮参詣道を東進すると、次の次の目的地で世界遺産の薬師寺の門前神社で次の目的地でもある薬師寺休丘八幡宮である。本コースは薬師寺の二つの有料の伽藍である白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍を通るよう設定されており、まずは金堂のある白鳳伽藍を南門から興楽門へ参拝し、日本画の大家でシルクロードとも関わりが深い平山郁夫画伯が描いた大唐西域壁画殿のある玄装三蔵院を巡る。

最後に二つ目の世界遺産の唐招提寺までの西ノ京メインストリートを往復して、近鉄西ノ京駅へゴールする。この形式のブログを書く切っ掛けとなった奈良歴史の道(au地図ビューアー簡易ハンディGPS)の案内図が、唐招提寺前でも西ノ京観光案内図に、薬師寺興楽門でも西ノ京観光案内図に変わっていたのは寂しい。近鉄西ノ京駅の前にある西ノ京周辺観光案内図も新しくなっていると思ったが、奈良自転車道 西の京~斑鳩で撮影した時と同じであった。「歴史の道」は奈良を歩く ゆきめぐりで「天平文化が散りばめられた奈良市街を一周する「歴史の道」全長27kmコース」として紹介されておりまだまだ現役なんだけどな。