2009年9月19日土曜日

歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅

歩く・なら「斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」法隆寺前バス停~近鉄黒田駅に続き、歩く・なら斑鳩から飛鳥へ聖徳太子の往来道・太子道(筋違道)」の近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅を歩いた。法隆寺前バス停~近鉄黒田駅は道もわかりにくく思いの他時間がかかってしまったが、近鉄黒田駅~近鉄八木西口駅はコースの大半が大和中央自転車道 大和郡山~田原本~橿原と同じなので、スムーズに歩くことができた。


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近鉄黒田駅の前の道が本コースで、すぐに孝霊神社となる。そのあと少し行くと筋違道(太子道)案内板があった。近鉄黒田駅の前後計2Kmが筋違道が顕著に残っており、太子ゆかりの地も多く本コースのハイライトである。東西あるいは南北に通る道を斜めに交わる道なら筋交い道で、筋違いなら他の筋とは交わらないのに筋違道と名付けるのは筋違いじゃないかと思っていたら、筋違道は「すじかいみち」と読むのであった。これは完全に反則じゃないかと思うのだが、逆に日本語は奥が深いと感慨に耽る方が興趣を呼び覚ますことができるのだろう。

奈良県健康づくりセンターで、国道24号線バイパスの高架道をくぐった後、保津の環濠集落へと出た。この後東に左折した後の南下する道の一部が人一人しか歩く幅しかない畑道だったのでかなりわかりにくかった。このあと南薬王寺第2公園大和中央自転車道に出るのだが、そこへ出る道は感動的であった。なぜ感動的なのかは知らない人に同じ感動を味わって欲しいので秘密にしておこう。大和中央自転車道のこの辺りは飛鳥川沿いにコース設定されており、この辺りの飛鳥川はほぼ真北に流れているので筋時道ではなく南北に真っ直ぐな道となる。

自転車道は県営福祉パークの横を通るようここで飛鳥川の東岸から西岸へ道を換えるのだが、本コースはしばらく東岸を進む。進むというより完全に多神社を参拝するよう多神社の山内がコースとなっている。多座弥志理都比古神社案内板にあるように多氏にが祀った由緒正しい神社であるので、しっかりとお参りしよう。このあとすぐ飛鳥川を渡り大規模自転車道案内図で再度自転車道と道を同じにする。

このあと大和中央自転車道標識耳成西小学校西飛鳥川高架橋の間を自転車道は東岸を進むが、本コースはずっと西岸を南下する。この辺りの自転車道は自転車道と飛鳥川の間に飛鳥川沿いの車道があるので、より飛鳥川を楽しむには車道を左側通行する方がよい。車道は舗装されていない田舎道でほとんど車は通らない。

近鉄大阪線を越えた所で自転車道は専用道路から一般道となってしまうが、まだまだ飛鳥川沿いを進む。大和郡山・田原本・橿原自転車道線では川辺にベンチが多く設けられており近所の人にもいい散歩道だろう。このあとJR桜井線まで進んで今日の散歩は終えた。そこから近鉄八木西口駅まで100mもなく、コースを区切るには便利だ。